遺産分割|弁護士に相談した方が良い事例のまとめ記事一覧
生前贈与は相続財産に含まれるのか
生前1年以内に贈与を受けたものは相続財産に入る被相続人が亡くなる前にすべての財産を贈与してしまった場合、残された相続人は一切の財産を相続することができなくなってしまいます。これを阻止するという意味で、亡くなる1年以内にあった贈与は、すべて相続財産として計算されることになっているのです。つまり、被相続...
遺品の形見分けと相続財産
形見分けの品は相続財産になるか被相続人の遺品を整理する際、その遺品を親族や被相続人と縁のあった者に対して分け与えることを「形見分け」と言います。ただし、何を持って形見分けと判断するかについては、実質的な部分が重視されるため、何もかもを形見分けだとして自由に分け与えることはできません。では、どういった...
財産目録や固定資産課税台帳を使った調査
遺産の調査法 財産目録や固定資産課税台帳などを利用する被相続人が亡くなった後、どの程度の財産が残されているのか、相続人がまったく把握できていないというのは、決してめずらしいことではありません。遺言書などである程度の財産が把握できれば良いのですが、それすらもできない場合、相続人が自ら遺産の調査をするし...
ローン返済中の不動産などマイナス財産の相続
ローン返済中の不動産の分割方法被相続人にローン返済中の不動産があった場合、当然ながらローンは債務の一種なので、マイナス財産として相続されることになります。よって、ローンの支払いは相続人がしなければならないことになります。では、このローンの支払いは相続人同士でどのように分割すれば良いのでしょうか?今回...
遺産分割の方法紹介 一部分割・全部分割・現物分割・換価分割・代償分割
遺産分割の方法の説明 一部分割と全部分割、現物分割、換価分割、代償分割遺産分割といってもどのように行えばいいのかわからない。こういった方、実はたくさんいらっしゃいます。そこで、今回は遺産分割の方法について詳しくご紹介していきましょう。まず、前提知識として、遺産分割にはいくつかの方法があります。たとえ...
揉めない遺産分割 調停
遺産分割の明確な分割方法はあるのか遺産分割には明確な分割方法が決められているわけではありません。というのも、遺産分割というのは金額や財産の性質(プラスやマイナスなど)、または相続関係なども様々であるため、それをいちいち法律で細かく指定することができないのです。よって、原則としては被相続人による遺言書...
遺産分割後のやり直しや問題が発覚したら
遺産分割確定後のやり直しはできない 確定後に問題発覚 遺産分割が確定したということは、相続人全員が遺産分割協議に同意したということです。よって、後からやり直しをすることは原則として認められていません。もし仮に、遺産分割確定後に相続人の間で約束を守らないといった問題が発覚したとしても、協議の解除は認め...
相続人のみの遺産分割協議のやり方
相続人による遺産分割協議の重要な手順 専門家や裁判所の手続きに頼らずに、相続人のみで遺産分割協議をやる場合、いくつか気を付けなければならないことがあります。そしてなによりも重要なのは、遺産分割協議の手順を間違えないことです。この手順を間違えてしまうと、せっかく協議した内容がすべて水の泡になってしまい...
遺産分割協議書の作成事項の注意
遺産分割協議書の作成 遺産分割協議が終了したら、必ず「遺産分割協議書」の作成を忘れないようにしましょう。相続人同士が協議の内容を心にとどめているだけでは、後々のトラブルへとつながってしまいます。また、遺産分割協議書は、相続税の申告や不動産を相続登記する際、預金口座の名義変更いった、相続に関する手続き...
未成年者や胎児の相続 特別代理人の選定
特別代理人の選任 相続人に未成年者や胎児がいる場合 相続が開始すると、相続人は財産の行方をめぐって遺産分割協議をすることになります。この遺産分割協議は相続人全員の参加が条件の1つです。1人でも参加していないとなれば、その遺産分割協議は無効となってしまい、まるで意味のないものとなってしまいます。では、...
配偶者は全ての財産を相続することができるのか
配偶者に遺産をすべて相続させることはできるのか? 配偶者に遺産をすべて相続させたい場合はどのようにすれば良いのでしょうか?考えられる方法としては2つあります。まずは、遺産分割協議にて配偶者がすべての財産を相続するようにと、配偶者を含む相続人全員が納得すれば可能となります。次が、被相続人が生前に配偶者...
商店や農業の相続は代償分割を活用
商店や農業などの家業の相続 商店や農業といった家業の相続というのは、相続人同士の関係性によってはなかなかうまくいかないことが多いものです。というのも、商店や農業は、いってしまえば1つの企業であることと変わらないため、あまり細分化して相続をしてしまうと機能しなくなってしまうこともあるのです。よって、可...
遺産分割がまとまらない、協議内容を守らない相続人への対処方法
分割協議がまとまらない 決定事項に従わないときは 相続人同士の好き勝手な主張が行き交い遺産分割協議がうまくまとまらない場合や、とりあえずは遺産分割協議が成立して一安心していたところ、協議内容を守ってくれない相続人がいた場合、どのような対処をするのが良いのでしょうか?数ある相続トラブルの中でも、特に遺...
遺産分割後に新たな遺産や遺言書が発見されたら
遺産分割後に遺産や遺言が新たに出てきてしまったら もし、遺産分割が終わった後に遺産や遺言が新たに出てきてしまったら、遺産分割協議はもう1度やり直さなければならないのでしょうか?この答えとしては、遺産が新たに出てきた場合は、遺産分割協議をやり直すのではなく、新たな遺産についての遺産分割協議をすることに...
相続分が無いことの証明書の偽造や流出の被害に合ったら
「相続分が無いことの証明書」が偽造されてしまったときもし、「相続分が無いことの証明書」が偽造されてしまったとしたら、どのような不利益を被ることになるのでしょうか?また、なにかしら対処する方法はないのでしょうか?そもそも相続分が無いことの証明とは、特別受益があった場合などに、すでに自身には相続分がない...
相続人なのに遺産分割協議に参加できない
相続人であるはずなのに無視されているときは相続人であるはずなのに無視されている・・・。遺産分割協議に参加させてもらえなかった・・・。こういった場合はどう対処すれば良いのでしょうか?まず原則として、遺産分割協議とは相続人全員の参加が必須条件となっています。もし、他の相続人にこういった扱いをされてしまっ...